映画「漢江の怪物」の舞台になった漢江です。
ソウルを東西に貫いています。
この書庫では、幼児の対象への注意は、<幼児が大人と一緒に対象を共同注意することを学習して、その後に、一人で対象を注意するようになる>という仕方で成立することを証明したかったのです。これを見解Aとします。
これと異なる見解は、例えば、<幼児が対象へ注意するのは、大人がある対象に注意しているのを見て、それを模倣することによって、自分もその対象を注意するようになる>という見解です。これを見解Bとします。
見解Bでは、「共同注意」とは、<大人が注意を向けている対象に自分も注意を向ける>ということです。ここでは、一人での注意が可能になったあとに、共同注意が可能になります。
これに対して、見解Aでは、大人と一緒に行う共同注意が成立したあとに、一人での注意が成立するようになります。
問題1「これを経験的な知見によって検証するには、何を確認することが出来ればよいでしょうか?」
問題2「この見解の相違は、指さしによる指示、ないし言葉による指示の成立の説明に関して、どのような相違を生むのでしょうか?」
問題提起だけでまたしばらく休みます。
フィヒテについての論文を仕上げるために、しばらく山にこもります。
この問題についても、考えて見ます。
残暑厳しいですが、皆さまお元気でお過ごしください。