奈良から名古屋へ(その3)
最近の経済のような、怪しい雲行きでした。
先進国の財政赤字の共通の原因は、
1、先進国が1980年代から法人税率を50%あたりから30%当たりに下げたこと
2、富裕層に対する所得税率をやはり1980年代からさげてきたこと(その資料探しは、今日はまにあいませんでした。)
だとおもいます。
日本総合研究所のレポート
http://www.jri.co.jp/press/2007/jri_070531.pdf
によると、先進諸国は、サッチャー時代のイギリスを皮切りに、法人税率を競って
下げています。(もっとも、このレポートの趣旨は、日本も負けずに、法人税率を下げるべきだ、と主張することです。)
日本の財務省のHP
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/082.htm
によると、
日本の法人税率は、昭和53年に法人税率43.3%であったものが
次第に下げられ平成11年からは30%になっています。
この二つで、どれだけの歳入不足になったのかを計算して、それが政府債務の原因になっていることを示す必要があります。
もし、役に立つデータがありましたら、教えてください。
反論がありましたら、ぜひお知らせください。