東アジア共同体と日米同盟

「東アジア共同体」構想に対して、USA高官が反対していると言うニュースがYahooにありました。
今後数十年は、日本の外交は、この二つをどう調和させるかという問題にとりくむことになりそうです。この外交課題は、日本に限らず、韓国、台湾、フィリピンでも同様の問題になるはずです。

中国の経済発展が続いて、1,2年のうちに日本を抜き、2,30年後にアメリカを抜くとすれば、経済的には「東アジア共同体」が生まれてくるでしょう。これは、日本の経済を考えるときに必要になってくる選択肢です。そのときの危惧は、中国の政治体制が民主的ではないということです。現在の共産主義体制のままの中国とともに共同体を形成することは、東アジアの民主化にとって、好ましいことではないと思います。アジアの民主化、中国の民主化のためには、日米同盟を含めて、東アジアの国のアメリカとの同盟関係が重要になってくるとおもわれます。経済発展を取るか、社会の民主化をとるか、ととわれれば、私は民主化をとります。

人々の権利を守ることは、人々の利益をまもることより重要です。中国が緩やかに民主化することを願います。