悪意の転換の勧め

 憂鬱なときには、スカッとした写真を。 

社会に対する悪意による殺人事件が秋葉原で起きました。
不幸な目にあったときには、人はその原因を求めようとします。例えば、癌になったときには、何で私が癌にならなければならないのか、と問わずにはおれないでしょう。通常の病気の時には、普通は、その原因を社会に求めることは困難です。しかし、多くの不幸は、その原因を社会に求めることが出来ます。その原因が自分にあっても、家族にあっても、学校にあっても、会社にあっても、それらが現代の社会にあることが原因になっていると考えられることが多いからです。
この犯人と同じように考えて社会に対して悪意を持っている人がいるかもしれません。その人には、社会のどこに問題があるのか、その問題を見つけて、問題を告発し、問題の解決を呼びかけてほしいとおもいます。私は、社会に対して悪意を持ってはいませんが、社会に不満を持っています。その問題を見つけて、その問題を告発し、解決に向けて努力したいと思っています。この社会に不満を持っている人々は沢山います。その人たちには、問題のありかを考えて、それを社会に訴えてほしいと思います。

投稿者:

irieyukio

問答の哲学研究、ドイツ観念論研究、を専門にしています。 2019年3月に大阪大学を定年退職し、現在は名誉教授です。 香川県丸亀市生まれ、奈良市在住。

「悪意の転換の勧め」への1件のフィードバック

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